3月のお知らせ

地震原発の報道をテレビで見ていて、こわくて悲しくてつらい気持ちでいっぱいです。暖かで穏やかな春の日曜日を 楽しむ気にはとてもなれない、わたしの場合こういう思いは 家族と家を持ったこの齢になって はじめてわかるようになったけれども、こんな気持ちに襲われる、そのことだけでもとてもつらい。父の会社で行っている募金に 心ばかりの参加をしました。あとは 誰もに日常の安心が少しでも早く戻ってくることを、心で祈るほかありません。



わたしの人生のご報告を。


10日前。

雪降りの 桃の節句の 2011年3月3日、女の子を出産しました。

何ヶ月かの間 ずっと わたしのおなかにいた人なので、どうぞ皆さんもこの子のことを「おなかちゃん」と呼んであげてください。

こどもを持っても、おなかちゃん以外の誰かに「ママ」みたいな見方をされたり、「母は強し」的な扱いを受けることは まったくもって 望むところではないのですが(なぜなら 子を産んだ後も わたしはまったく寛容でもなければ強くもないから)、しかし世界でただひとりのおなかちゃんに対してのわたしは、子の幸せと健やかな成長を願うとてもとても普遍的なただのママに過ぎないし、そうありたい、と思っています。

これからも よろしくお願いいたします。



People tell me it's a sin
To know and feel too much within
I still believe she was my twin but I lost the ring
She was born in spring but I was born too late
Blame it on a simple twist of fate.