映画とミーティング
昼過ぎの回の早稲田松竹へ。この日は2本立てのうち1本しか観ない。目当ての映画は「俺たちフィギュアスケーター」。たしか半年ほど前の新作公開のとき、恵比寿の映画館で予告編を見て、うう…、観たい。でもこんな後に何も残らないこと請け合いの映画を1800円も払って観にいくなんて、悔しい。と不覚にも逡巡していた経緯があって、そうこうしているうちに ふと気がつくと わせ竹の上映スケジュールに入っていたので、駆け込んで観た。声をあげて爆笑、というほどではなかったけど、ベーシックなギャグが満載で、さらには思いついたギャグのすべてを盛り込みたいが為のありえないご都合主義(試合の為にアメリカからカナダに来ているはずなのに、宿泊先のホテルからふつうに徒歩で毎週通っている“セックス依存症カウンセリング”に出席すること、等)も満載で、さいこうの映画だった。個人的には 配役さえもされてないけど スコアボードの下のほうに書いてある日本ペアの名前が“SUGURI/TOMITA”になっていたのが素晴らしすぎると感じた。“TOMITA”はともかく“SUGURI”なんか全然一般的な名前じゃないのに…、細部の細かさやストーリーの帳尻を合わすことをはなっから放棄している姿勢に、たいへん好感がもてる。WRも「この映画 12chとかで毎日流せばいいのに」と言っていた。
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馬場から新宿に移動。一瞬セール中の伊勢丹を覗いたり、ジュンク堂で本を買うなどした後、WRが主導となって企画中の あるイベントの打ち合わせの為、学生時代しょっちゅうお世話になっていたライブハウスで打ち合わせを少し。まゆ夫妻もはるばる三鷹からやって来たけど、ものの10分で打ち合わせは終わる。打ち合わせる材料があまりなかったかもしれない。まゆ夫妻は風邪気味、とのことで 純粋に打ち合わせるものが少ない打ち合わせだけを済ませて、新宿駅で解散する。高知のお土産のゆずポンを戴く。
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WRは明日から休日出勤なので、すみやかに帰宅して、本を読むなどして過ごす。文学も読みたいけど、今読んでいるのはなぜか講談社現代新書「創価学会の研究」。これについて学んだところで、特に何の役にも立たないのだけど。へんな映画を見て、へんなミーティングをして、へんな本を読んでいる。この日は 昼食も夕食も、へんな店で食事したし。こんなへんな土曜日もある。
- 作者: 玉野和志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/10/17
- メディア: 新書
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