2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

平皿の水を嘴で飲む

にちようびの日記を 会社のPCの ウィンドウを殆ど解読できる最小にした7cm×2cmの小さな原稿用紙のなかで書いていたら、ちょっとどうかした何かの弾みで それがすべて消滅した。なので ほんものの先週のにちようびが1度目で、書きとめられたけれども消滅した…

みんなでパーティーを

朝寝坊して昼寝坊して、おやつの時間 午後3時にようやく目を醒ます。眠りすぎた時に限ってかならず見るのが、こわい夢だ。この日見たのは 大地震の夢。目を醒ました直後には、わたしの分とWRの分 ふたり分のリュックサックをつくって、夢の中で足りなかった…

有楽町で会う

金曜日。朝の電車でSMさんに遭遇。同じ街に住んで同じ街に働きに行くので、こういうことは時々あるけど、わたしもSMさんも 会社の始業時間より 随分早い時間に家を出て、会社の近くのカフェで珈琲を飲んでから出社するタイプなので、朝に同じ車両に乗り合わ…

ネム子ちゃんと出雲のすてきなともだち

コンクリートを濡らす雨が冷たい。この不況の煽りで(窓際のわたしは直接関わる仕事ではないけど)部内でもっとも予算をかけて もっとも華やかに展開していた、広告展開のメイン・プロジェクトの終了が、この日正式に決定した。この仕事を任されていた同僚(…

ねっころがってる

うう、この頃めっきり仕事が忙しくなってしまった。けれど どんなに忙しくても、つい周りを観察してしまう癖は抜けない。同じ会社にいるひとなんて みんな 過去 同じような教育を受け、現在 同じくらいの報酬を貰う、同じようなひとびとの寄せ集めだけれど、…

夜は通り雨

連休が明けて、またお勤めへと通う日々。この休みの間は 外の誰とも会わず、電話の一本さえかかってはこないで、ずっとWRとだけ会話していた。それは半年間 誰にも会わないで、宅配で届くパンだけ食べて 本を読むかテレビを眺めるかする以外、あとは昏々と眠…

読書と、その他詳細は省略

連休さいごの日。勤労感謝の日というけれど、特に勤労には感謝を表明することもなく終了。それどころか、横浜行きの疲れが出たのか、お昼をまわるまで パジャマのままネコと戯れつづけて断続的に寝坊しつづける。夜中はWRが起きていて、明け方眠り、わたしは…

セザンヌをさがす

連休の真ん中。この日はお昼前に家を出て、横浜へ行く。湘南新宿ライン。車体にはなぜか“大宮行き”などと書いてあって、何が湘南新宿だ、と思ったりもするのだけど、何はともあれ 瞬く間に郊外へ郊外へと曲がりくねる車窓を眺め、見渡す限りのススキ野原に驚…

彼女もネコが好き

3連休の初日。この日というよりこの連休のメインイベントは、キャロルキングのライブ。9月 ちょうど羽田で出雲行きの飛行機を待つ待ち時間に、携帯で何度もチケットダイヤルを呼び出してチケットをとったのだった。ライブは夕方からなので、午後まで暖かくし…

ナベ奉行 アク代官

週始めから週末にかけて、出張や取材で 部内のひとの数が覿面に減少していく。この金曜などは、最終的にはわたしをはじめ(この場所での、相対的な)若手社員の数名の他は 最終的には50歳のぶら下がり社員の何名かしかフロアにいない。しかし、老人と子供が…

黒い部屋 白い部屋

木曜日。あくまでも仕事上の必要で、この日は珈琲片手にキーボードマガジンやサウンド&レコーディングマガジンの新しい号を熟読。KMのほうは、表紙と特集が小室哲哉という凄いタイミング(例の事件前さいごの取材かも)。そして、サンレコの表紙と特集は、…

正直 ガチャピンに似てた

火曜日に休暇を取ったので、水曜日は溜まった仕事で多忙だった。けれど前の日にのんびり遊んだり休んだりしたお陰で 働けど働けど疲れない。部長の来客が30分刻みにやって来て、ご案内したりお茶を出したり、まるでウェイトレスのように くるくると大忙しだ…

自主的な祭日

WRと結託して有休を取得。しかし、至るところに落とし穴が待ち構えていた。平日にしかできない 公共機関や銀行への名義変更の届出をまとめて済まそう、と考えていたのに、新しい名字の印鑑の用意をすっかり忘却していた為、その目論見は何一つ成就せず。例え…

したくない

月曜日は 月曜日だった。会社での昼食は(昼休みの電話番などの都合で)ひとりで遅い時間に食べる週と、皆と同じ 12時に食べる週が交互にくる。今週は 皆と一緒の週。ひとりひとりと会話をすると、どんなに平凡な個人同士であっても 決して一般化されない個…

ねこと眠りの笛

金曜 土曜と近年になくよく眠ったので、日曜日はなんなく早起き。例によって、朝いちばんの上映を目指して早稲田松竹へ(ちなみに、わたしとWRは早稲田松竹のことを 勝手に“ワセタケ”と呼んでいるのだけど、世間的にも この呼び方は果たしてまかり通るのか、…

同居人の生態

WRは 昼過ぎから同僚の結婚式に参戦。二次会のパーティーで 会社で組んだバンドの演奏を行うという。スーツにベースを背負って、ふらふらとしながら代官山へと出発。普段、大学時代の仲間と組んでいるライブのときは「緊張する」なんて滅多に言わないのに、…

先輩が泣く

金曜日。わたしだけ きっかり1時間遅く昼休みを取ったので、14時前に昼食を終えてフロアのトイレに滑り込むと、トイレで 40歳独身の先輩が 泣いてた。個室のなかではなく、入ってすぐの鏡が3つ並んでいるスペースで。それも、シクシク、という感じではなく、…

小匙一杯分の夜

なんと長い一週間だろう。平日はもうたっぷりと働いた気がするのに、まだ木曜の終わりに過ぎない。会社にて ふとした時に 人事評価に関する部長とマネージャーらの会話が耳に入ってきて(こういうことは 今回に限らずとてもよくある)、内容自体はすぐに忘れ…

方針の無い生活

あいかわらず日常が平穏。仕事は単調と云えば単調だけど、毎日違う面白いことが無いこともない。以前 仕事や住む場所を転々と変えていた時期、自分で自分を客観的に眺めて わたしは単調な生活に耐えられないのだ、と思った。けれど実際は 単調な生活に、では…

ねこは形而下学

舗道の落ち葉が色紙のように赤や黄色に染まっているのに気がついて、ああ今ようやく秋が来たのか、と思うのだけど、早朝や夜は 既にもう すっかり寒い。暖房を入れている。*この頃は鞄にずっと林芙美子の文庫本を入れていて、通勤時間の隙間 隙間に本を開い…

ファクトリーの塔

風邪が良くなった。*月曜日。仕事のあと 新宿で珠美と待ち合わせして、お酒を飲む。彼女はこの日、早稲田の構内で企業ブースを出して、学生向けの企業案内のようなことをしてきたと言っていたけど、本人が白のブラウスに黒いベルベッドのスーツ姿で、ちょっ…

鳩と猫

風邪が治らない。WRもわたしも 休日だと思って安心して飲んだ風邪薬のせいで、ずっと眠たく、頭をぼーっとさせている。昼過ぎにちょっと新宿へ出て、ただ用事を済ますためだけに、電器屋・楽器屋・本屋を駆け巡り、家の近所でカレーだけ食べて、またすぐ自宅…

贈り物

生理痛なので 金平糖を口に放り込むみたいに 二時間間隔で鎮痛剤をパクパク口に放りこんで、そのせいで風邪薬は飲めないので ブクブクと泡を飛ばしながらうがい薬でうがいをして、あとは夜の食事会だけを目標に、ひたすら眠りまくった。途中 途切れ途切れに…

真夜中の出来事

風邪で喉と鼻をおかしくして、頭を朦朧とさせている間に たたみかけるように生理まで来た。悪天候に見舞われたひとのように、こうなるとこれらが身体の上を去っていくまで、じっと待っているほかない。WRも風邪気味で 風邪薬を飲んでいる。WRは風邪薬を飲ん…

風邪ひき

唐突で素っ気ない結婚報告となってしまったにも関わらず、あたたかなメッセージを戴いたことに驚くと同時に心から感謝しています。なかでも、実際に声に出してお喋りするより、ひとり キーボードを叩いているほうがずっと居心地が良くて饒舌になれる奇妙なわ…

何もないし何も変わらないし でも しかしむしろ

水曜日の時点で 今週はまだ2日間しか労働していない。連休の恩恵。なのに すでに背中のあたりに 何か得体の知れないどんよりとした重み。よろよろと会社を後にして、スーパーで夕食用の買い物をして家に帰る、と、こうして日記帳にしたためると、それだけの1…

ガーベラ

連休明け。しごとは多忙。多忙のさなか、唐突に部署の皆から結婚祝いの花束を頂いた(贈呈はとうぜん慶應ボーイである部長)。あかい薔薇やガーベラや百合が組み合わさった、大きな花束。わたしには、これを飾れる花瓶がない。ブランドマークが貼りついたブ…

結婚のご挨拶

「2008年11月3日(祝日なので)区役所の出張所に婚姻届を提出して、結婚しました。文化の日の記念日に恥じぬよう、結婚生活も文化的・創造的でありたいものです。 来年か再来年の早いうちに、結婚式や結婚パーティーを催しますので、お祝いの言葉を下さる方は…

地に足がつく

寝坊しそうなところを慌てて起きて、昨夜と同じ順路を辿って親たちが泊まっているホテルへ急ぐ。この日はWRMと銀座でお買い物の予定。WRMのご好意で、プレゼントを選びに行くのだ。予定より30分後れでホテルのロビーに行くと、わたしの母とWRMは朝食のあと二…

やはり ねこの こと

もっとも忙しい3連休。*午前 区役所(の出張所)にWRと書類を取りに行く。口座関連と 公共料金関連と (税金・保険を含む)役所関連は、どんな場合でも手を出す前から「ギャア」と耳を塞ぎたくなる、人生の難所(と思い込んでしまう)三大要素だ。これらの…