惰性的に消費

WRは休日出勤してしまった。わたしは友紀ちゃんとランチの約束。明日からまたイタリアに長期出張とのことで、友紀ちゃんはこの日の午前も仕事だという。ランチの約束だけど、時間は少し遅めなので、わたしは午前中から表参道でお買い物することに。

きのうチラ見した伊勢丹は 安い服売り場の配置がマイナーチェンジしていて非常に見にくかったので、結局 キャットストリートに来てしまった。milkfedでエナメルのスモーキーピンクの靴を買い、シップスでsee by chloeの橙色のワンピースを買う(直営店よりセレクトショップの方が、セールの値引率が良いから。同じワンピースでも、セレクトで買うほうが7000円くらいは安い)。さらにどうでもいいけど、なぜか止めを刺すかのように、GAPで異常に可愛くないセーター2枚も購入。多分、好きなものや楽しいものを購入した罪悪感を払拭する為に、わざと好きでないもの、ダメなものを購入し「テヘ また 不要な買い物しちゃった」という気分を相殺したかったんだと思う。買い物ひとつするだけでも、こんなふうに自分の首を絞めるだけの厄介な性格が現れるので、ほんとうに困る。

そうこうしているうちに友紀ちゃんが登場してくれたので、買い物はもうやめにして、青山に移動してそのへんのイタリアンで食事。年末以来の近況報告など、今年も変わらずぺちゃくちゃと身の回りの出来事をお喋り。食後の運動と称してmiumiuの店まで 一緒に歌を口ずさみながら歩く。

♪キュルッ キュルッ キュルッ おーばけのー キュルッ キュルッ キュルッ キュル太郎

こういう歌。寒さを堪えて歌うと「キュルッ」という発音が小気味よいし暖かくなれる。

その後、カフェで珈琲を飲んだり、青山通りの無印で友紀ちゃんが出張グッズを買ったりして、渋谷の駅まで歩いて帰った。友紀ちゃんは明日にはフライトで大変だろうけど、わたしにとっては妙に牧歌的な一日となる。