梅雨はいつまで

大した仕事なんてなーんにもしていないのに、勤務先へ行き、帰る、このことがわたしのたいせつな一日のほぼ全体を、幕のように覆ってしまう。学校を出たてのこどもでもなし、それを不服と感じるわけではないけれど、ただ不思議だとは思う。


退屈な平日は、なるべく頭をぼーっとさせて、週末がやって来ることをいつも何より待ち遠しくしている癖に、あまりに早く齢をとるのは嫌だと思っている矛盾も。