なつやすみ記◆8

仮眠のような睡眠をとって、5時半に起床。朝も早くから、梱包(まだやってる)、掃除、コンビニへ行き 公共の粗大ゴミ捨て券を購入したり、実家に送り返す荷物を宅配便に出したりと、大活躍。

正午に引越し業者が訪れ、(何度引越ししても思うけど)自分たちで行う引越し作業など、大河の一滴にもならないような、あざやかな搬出っぷりで、夢のように旧居のダンボールたちは消滅し、新居に移転された。引越し作業員二名のうち、一名の男の子は(わたしとWRが 人生で最も縁うすい人種の)茶髪で腕に3つの根性焼きつきの 筋金入りの元ヤンキー。しかし、そういうタイプの定石として、そのへんの大学生バイトなど目ではないほど、社会人感覚はしっかりしていて頼もしい。彼に、今は使っていない初代i-macを運びながら「テレビはどこに置きますか」と訊ねられて軽く衝撃。これはジェネレーションギャップか、それとも 単に彼独自の無知に由来するものなのか、悩む。

ほどほどに荷解きを進めつつ、ガス業者などの対応に追われる。息つく間もなく、来週はWRの部屋の引越しなので、二人で神楽坂に移動。引越しがおおかた片付くと同時に、雨が降り始める。新居は足の踏み場もないけれど、自分の引越しだけは無事片付いて、ほっとする。疲れた。