お嬢さんはもうお終い もっと生き急ぐ

生理でまだ屈々とした心持ちの中、まだまだ宛名書きは続く。この日 年賀状のプロになれた。

会社帰り 同僚のSMさんと恵比寿・渋谷を巡ってお買い物。日中、社内メールをやりとりした際 わたしが「なんかめちゃくちゃにストレス溜まってるから 買い物でもして帰ろうっと…」とこぼしたら「あ!わたしも行きたい!」と思わぬ賛同を得られたので。ふたりコロコロと並んで歩行しながらも 口々に会社の愚痴を口ずさみ、手は服を広げたり鏡の前で合わせたり、わいわいがやがやと忙しい。PAUL&JOEのねこプリントのバニティバックや布カバンがすごく可愛い。毎年出ていて 毎年欲しい、と思うけど買わないtricot COMME des GARÇONS の模造パールやサテンのリボンが縫いこんであるセーター 可愛い。それからセレクトのお店もちょっとだけ巡回したけれど、既に底がついている化粧品を買い足しただけで、大きなものは何も買わない。この日の夜 WRはディズニーランドのホテルでの忘年会に行っていて、帰り時間も遅い予定。SMさんは そろそろ彼(夫)が帰ってくる時間とのことで、最寄り駅の改札でお別れした。この日の夜は、ひとりで家にいたら耐えられない気分になること請け合いだったので、SMさんとで寄り道をして帰ってよかった。懸念していた時間指定の郵便物も、8時半に帰宅した5分後にタイミングよく受け取ることができた。ねこと遊んでいるうちに、思ったより早い時間にWRも帰ってきてくれた。ディズニーランドのお菓子の缶を手にもっている。わたしもWRもディズニーの絵が大嫌いなので「消耗品を選んだ」とのこと。しかも 数あるディズニー菓子缶のなかで、おそらくもっともディズニー色がうすいと思われる絵柄を選んで買ってきている。背景の中にひそかに存在している、手書き風の空飛ぶ象や、3人組の幼いあひるなどは、よく目を凝らして見ると「可愛い」とさえ言ってもいいかもしれなくもない。うちのねこたちは ディズニーランドの存在自体を知らない(教えてない)ので 菓子缶の絵柄の世界を眺めては「おとぎの国!」「ねこの国!」と歓喜

きのうのタバコジュースのライブ ほんとに良かったな!大好き。たのしかったことは憶えているけど、それ以外は、たった昨晩のことなのに 断片的な記憶しかないので、一日明けてもまだ余韻に浸ってる、という感じはまったくなくて むしろあまりに素敵すぎたから、ずっとこのことを憶えていたいとか思い出したいとか そういう感情自体がかえって卑賤なことに思える。考えることは色々山積みだけれど、ひとりで考えて、頭をスッキリさせる時間はいつまでたっても訪れない。そういう時間が来るまえに 感情や気分はどんどん上書きされて転換してしまう。まぁ どうしたっていつかは死ぬから、わたしはもっと生き急がなくては。