ネコ柄のポーチ以外何も買わない

土曜日。ベッドの中で何度も寝返りをうって、昼過ぎに目を覚ます。今日は街へ出てお買い物の予定。渋谷へ行く。

タワーレコードでCDを買って、神南のセレクトショップを幾つか行脚する。あまり心ひかれるものがない。WRはレコード屋や本屋では生き生きするけど、女の子の服屋なんか見て回っても 何がなんだか全然わからないタイプ。とはいえ、わたし自身も最近どんどんそういう人種になってきているようで、昔好きだった服屋を見ても、以前の自分はこの服たちの何処が好きだったのか、よくわからなくなっている。どうしても欲しい!これを買わないわけにはいかない!と思える服が全然見当たらないのだ。昼食を挟んで、ダメ押しで渋谷の西武も見て帰る。PAUL&JOEでネコ柄のバニティバッグを購入。でもこれは お正月に会うWRSへのお土産用。誕生日のプレゼントは、年末までの間でゆっくり選んで贈ってもらうことにした。帰宅して読書。「罪と罰」やっと読み終えた。この小説は、最後の最後“エピローグ”まで読み終えてやっと すごい小説だということがわかる。しかし、翻訳小説を読んでいると「才気に溢れた〜」っていう形容詞の頻出具合が凄まじくて笑える。日常会話で「才気に溢れた〜」なんて言うひと 会ったことないよ。

明日もお休みで嬉しい。眠ってばかりなのに、また眠る。この頃は 半乾きの洗濯物を見つけては、乾燥機に放り込むのが我が家のブームで、競ってタオルや衣類をふかふかに仕立てては 暖かさに歓喜の声を挙げている。

罪と罰〈上〉 (新潮文庫)

罪と罰〈上〉 (新潮文庫)

罪と罰〈下〉 (新潮文庫)

罪と罰〈下〉 (新潮文庫)