ふゆやすみ記9◆疲れ眠る

早朝の新幹線で、帰京。早い時間のチェックアウトは辛かったけど、東京に着いたのが午前10時だったので、いざ 帰り着いてみたれば、移動日のロス感を感じずに済んで得した気分になることに成功した。

帰って眠る。昼過ぎに一度起床して、冷蔵庫にあるもの(玉葱、エビ、ホタテ、そして きのこ!)で醤油味のパスタを作成。それを食べると、夕方までまた眠る。此処まで堕落しきった寝正月は、正月休み最終日にしてはじめてかもしれない。怠惰の幸福を 束の間 満喫する。

夜は、お互いに明日の準備や雑用があったので、バラバラに食事。WRは (大学時代に所属していた)サークルのイベント企画を、頭をムーン、と悩まして練っていた。友人に矢場とんTシャツを郵送する為、コンビニへ。その友は、たかが一駅二駅しか離れていない場所に住んでいるというのに、自分はなぜこんなどうでもいいものをわざわざ郵送しているのだろう…と、頭の中に過ぎる邪念を必死でかなぐり捨てて、送付状をしたためる。こんなもの 会ったときに 渡せばいい!

長期休暇のあとは、いつも絶望的な気分になる。今回のお休みは、毎日何かの予定があって、過ぎ去ってみれば ふつうの土日を一回過ごした後みたいな感覚と変わらないけど。明日からしごと。悲しすぎて、ねこを両腕に抱いて、泣きながら眠る。