ビスケットチョコレート

ちっとも連休らしくない3連休のさいごの日。WRはこの日も仕事なので、ぽっかりと空いたひとりの時間を さてどうやって過ごそうか、と思案したものの、洗濯機を二回回してからアップルストアに行ってリブロで書籍を購入して切れていたトリートメントを買って通りすがりの適当なカフェで遅い昼食を食べながら「創価学会の研究」の続きを読んで(※いかにも新書的な悪文で、読むのが辛くてかなわない)家に帰る、結局できたのはその程度のことで、ほんとうに休日は時計の針が倍速で回っているとしか思えないくらい、無為に過ぎ去る。

漠然とこれからのことを考える。なるほど 結婚とは、拙く我儘なわたしにとっては、このうえなく大きなことだ。結婚したといっても、わたしの結婚相手は 世間で時々言われるように、家事をしろとか飲み歩くなとかタバコをやめろとか無駄使いするなとかこどもを産めとかタイツを履き途中の状態(太ももの半ば)で部屋の中を歩き回るなとか そういう類の紋切り型の価値観はないようであるし、うるさい決まり事も全然ない。それに、誕生日の夜じゃなくてもケーキを買って帰ってくれるし、毎晩 一緒にねこの人形劇をやってくれる(ねこの人形劇は さいこうに可愛くて この世の遊びで いちばんたのしい!)

結婚すると 何もかもがまるっきり変わってしまうような気がしていたけれども わたしの場合は「何も変わらない」とわかったことが いちばん大きな変化だと思う。しごとがしたい。会社には まいにち元気に通っているし、ともだちも沢山できたけど。しごとをしなくては。