タイ料理 沈鬱

金曜日 雨。昨晩に続いて 銀座で学部時代の友人2人とお食事。1人は同じ部署で働いている同僚でもあるので、19時過ぎまで一緒に残業をして 一緒に銀座へと向かう。

「仕事が終わり次第集合」との約束だったので、レストランも決めておらず、歩きながら見つけたお店に入ろうとしてみるも、金曜夜のせいか 3、4軒ほど連続で満席で断られる。この時点で「おなかすいた……」とグッタリとなってやる気喪失している子もいて、なんとなくチグハグのテンションのまま ちょっと高いけどすぐに座れるタイ料理のお店に雪崩込んだ。以前 3人で飲んだ夜は、とても盛り上がって楽しかったんだけど。この夜は わたしも疲れ気味であまりお酒を飲まず、空腹のせいかおとなしくなってしまった子は 一緒に帰る予定の夫からの携帯メールをひどく気にしていて、決してつまらないとか 悪い感じでもないのだけれど、なんだか 雨の夜にふさわしい、まとまりのつかない雰囲気。お互いに気を使う間柄でもないし、まぁこんな夜もあるさ。とにかくみんな暴力的に過ぎ去った平日に疲れすぎていた感があったので、高すぎるタイ料理からは早々に引き上げて、ショーウインドウにホールケーキがどどん、と並んだカフェでお茶をして、解散。ひとりの子が 通りすがりに見たフレンチのオザミに反応していたので、今度はちゃんと予約をとって行こうね、と約束する。

待ちにまった週末。もう何もする気が起きず、服のままベッドに潜り込んで眠る。お肌にはさいあく、だけど明日の早起きがないだけで、死ぬほど自由で,死ぬほどさいこう。