雨粒、Bar欅

ノー残業デイなので、とっとと仕事に見切りをつけて 鮮やかに定時退社。霧雨のせいで、コンクリートがひどく湿っぽい。今夜は銀座で食事の約束。いつも通りの友紀ちゃんと、わたしの大学時代の先輩に加えて、この日初めて会う先輩の同僚も来ることになっていたので、いつになく色々と想像を膨らませつつ、待ち合わせ場所まで向かう。

飲み会は小ぢんまりと賑やかに進行。しかし指定のお店がレストランではなくバーだった為、前菜をちょこちょこつまみながら、ビールとワインをプカプカと飲むスタイル。友紀ちゃんとの食事はいつも、お料理に合わせて1.2杯飲んだあと、珈琲を飲みにカフェに行く。なので、久々に4時間もお店を変えずに飲み続けたので、終電の頃にはどんよりとした疲労が。まこっちゃんの狂気はこの日はわりと抑制されていたけれど、それでもやっぱり面白い。面白いし、誰が何を話しても(かなり身勝手に)面白くしてくれるという絶大な信頼がある。初対面のIさんも育ちが良いひと特有の善良さが滲み出ているような、朴訥で明るいひとだった。しかし 謎の男(おっさん)2人に包囲され、米をびっしり入れたせいで炊飯器が爆発した話などを聞かされた友紀ちゃんの心境はいかばかりだっただろう。メトロの最終が迫っていて急いでいたせいもあって、何だか済し崩しのまま解散してしまったけれども。帰宅して5分後、深夜残業で同じく終電だったWRも帰宅。お酒くさい、と云われる。今宵の顛末も色々話したかったけど、それはまたあしたのはなし。