ビジネ ス ライ ク

会社でおそろしく疲弊する案件が。でも驚くようなことではない。全体の利益、という視野がなく「じぶんのしごと」を「じぶんのしごと」のままにしておくことで既得権益にすがりついていたいだけのひとたちに、合理的な提案などは通用しないばかりか、そこに到る議論さえも成立しない。イエスかノーでしか答えられない質問に対してさえ、問題をはぐらかし、横滑りさせていく。仕事の進め方云々という時点ではなく、仕事は あなたの感情やプライドや好き嫌いとは違う、仕事なので やる(イエス)か やらない(ノー)か、ひとまず最初にそこだけ表明してください、と 言いたい。ちなみに此の日の会議の出席者は、全員が女性。年齢(=社歴)が多ければ多いほど、合理的であるか否かとは程遠い、感情論で処理しようとする。発する言語が、何一つ回答になっていない。会議中の頭から、バカ女のヒステリーに付き合わされている男の心境に完全に移行したところで会議は終了。人生さいあくの会議であった。とはいえ、女のヒステリーに振り回され、逃げ出すしかないバカ男にもなりたくないので、今後の策を色々と練る。

帰宅したWRにも 極力愚痴は言いたくないので「今後の方針」という点に絞って相談してみたのだが、昼間やっていた世界野球の録画ニュースを見ることに忙しい模様。話しかけても話しかけても生返事で 右から左にスルーしているのがありありとわかる。行くあてのない愚痴を延々とこぼしているのではなく、具体的な課題を箇条書き的に口頭で述べて、アドバイスを求めているのに!テレビから視線を微動だにせず「うーん…たいへんだね…ガンバレ……」って、余程の出来事でない限り、仕事上での相談なんてしないのだから、わたしが心底“たいへんな”こんなときだけは、ひとの話をちゃんと聞いてよ!キーーーー!まじで憤怒 憤怒です。しかしこういう場面こそ 史上稀にみる気高い精神の持ち主のわたしは、ヒステリックなバカ女のようなことにはなるまい、と心に誓うタイプなので、煮えたぎるお風呂にチャポンと飛び込んだ。この日は他にも「……手がいたい」と思って指をみると、なぜか指に箸ほどの太さの木屑(?)が突き刺さっているなど、悪いことが重なる日であった。帰り道に立ち寄った本屋でも、個人的にショックを受けるような宣伝広告を目にしてしまい、あれやこれやと気が滅入らずにはいられない日。

昼休み 会社の傍の空き地で見かけた ねこ は可愛かった。おなかが白くて、あとは灰色という色のバランスや小さいけれどもすらっとスマートなところが、うちの ねこんこ とうりふたつ。うちのねこの物語の実写版をつくりたいというオファーがきたら、このねこを使うことにしようと決めた。