サニーデイサンデーふきげん

お化粧をしたくないが為に、わたしは一日中 家のなか。ベッドのなかで昨日買った本を読んでいた。お昼に 刻んだ葱と刻んだ海苔を載せた出雲そばと、メイドインファームのソーセージを食べる。WRは夕方には立派に起きて、エリックロメールを観に早稲田へ行った。わたしはずっと家のなか。WRが出掛けて行ってしまってから 戻ってくるまでずっと、ねこが幼稚園に入る夢を見たり、殺人の本を読んだりしていた。生理前で身体が重たく、なのに無性におなかが空いているような気がしてならないので、食べ物を非常によく食べた。

魅力がない 魅力がない 魅力がなかった魅力がない 魅力ない

ああ なるほど あれこそが
絶望的に 魅力がないということなのだ、と ついに閃き、

その閃きが 凍った刃物が内臓を突き刺すような素晴らしい閃きだったので、
パールハイムに住む雪ちゃんって子に、すぐに手紙を書いてポストにいれた

やっぱりわたしっていつだって正真正銘の天才(それに可愛いし、わりと個性的でもある)

もう少しで心に深い傷を負うところだった
(一生で いちばんの 恋がしたい)(一生で いちばんの 恋がしたい)

愚かなものを引き寄せるのは その愚かさに充分に見合ったおまえで、
(一生で いちばんの 恋がしたい)(一生で いちばんの 恋がしたい)

わたしは 見張り塔から ねこと見てる