Im a creep, Im a weirdo,

仕事の後、別部署のSMさんと、会社の宝・受付嬢のC子さんと、乗り換え駅のイタリアンレストランへ行く。C子さんを交えてのお食事は、一ヶ月も前から計画をしていて、この夜やっと3人の都合がうまくついた。C子さんは ほんとうに 可愛い。しごとの話や、プライベートな歴史まで、色々とお話がきけてたいへん興味深かった。

そして、うまく言えないけれど 全体的な感想として、わたしはとてもショックを受けた。彼女は随分年が離れているとは信じられないくらい、たいそう若く見え、純粋で、可愛いらしい。重たい話も、明るい話も色々と聞いたけれど、現在彼女がとても幸せな状況にいることが伝わってきて、そのことは とても素晴らしいと思う。それでも 彼女の「幸福」の尺度というのが、わたし自身のそれとはあまりに乖離したもののような気がして、その事実にたいへんなショックを受けた。

電車の方向が違うC子さんとお別れして2人になった帰り道、SMさんは「C子さんって たいへんなことが色々あるのに、頑張ってて、偉いよね。ほんとうに偉いと思う。尊敬するよね」と語っていたけど、その感想にも、胃がざらりとするような違和感を抱いて仕方なかった。SMさんにとって、それが正直で率直な真実の感想なのか、女子にありがちな 厄介なことほど一般論に押し込めて 表面的な、無難な共感で片付けるという、その流儀を用いたにすぎないのかはわからないけれど、他人の幸福や不幸に関して 推し量ることなど絶対に不可能なのだから、他人事だからこそ 他人事のようにかんたんに、偉いとか偉くないなんて言いたくないし、言えるわけもないし、わからない。何でもすぐにひっかかるわたしは ほんとうにめんどうくさい嫌な女だ。勿論SMさんには「わたしはそうは思わない。だって、わからないもの」なんて云わない。云うわけがない。内心で思っているだけでも此処までめんどうくさくて嫌な女なのに、そんなことを口にしたら、いよいよめんどうくささも致死量となる。なので「そうだねー」とか何とかぼんやりと相槌をうち、相槌が終わるまえに電車がホームに滑り込んできた。

今週は、物心両面に、ふだんとは違う、とくべつな疲れがある。頭がぼーっとしやすい。携帯の電池残量みたいに、週末に向かっていくにつれて、確実に一段階ずつ目減りしていく。

ねこ人形の片割れ・ねこんこ の足から、白い糸が出てきているのを発見した。毎晩 ひとつのベッドに4人で眠っている。だから、ねこたちも いつもギュウギュウ詰めに押しつぶされて眠っている。これは疲労骨折のようなものだろうか。手術がひつようかもしれない。とてもかわいそう。かわいそうだよ。