氷製の決心

ひどく低迷してる。週末の疲労がまったく抜けないし、取りあえず頭を使うことはいったんぜんぶ棚上げさせていただきたい。最近、通勤もひどく苦痛(ドアtoドアで45分だけど、電車に乗っている時間より乗り換えに要する時間の方が長くて なんか辛い)なので、帰路はSMさんと待ち合わせして学生のように一緒に帰ったり している。喋っていると、苦痛も紛れる。SMさんとは最近よく転職情報を交換している。わたしの働いている会社はハード(商材とか商品)はとても良いのに、ソフト(イベントとかタレントとか広告とか)が全然ダメで、巨額を投じて25年前で時が止まっているようなイベントをルーチンで開催していたり、労力をかける割には目新しさ皆無のコンサバティブな広告しかつくらないので、なんというか 団塊の世代(わたしがいつも55歳、と一括りにする人々)が既得権益にしがみつく為だけに会社が存在するような気がして、とても気が滅入る。意地悪な人や病んでいる人はいないので、環境にはとても恵まれているけれど。自分を1ミリも騙すことなしに、何の欺瞞もなく 魅力に満ちていると信じられるしごとなんて、あるのだろうか。進んでも進んでも、自己撞着しかない。

結婚しているだけならともかく、ちゃんとした家庭を保った状態で 夫も子供もいるおんなのひとが、(芸術的な方面で)第一線で活躍できるわけないことが なんか 物凄くわかる。わたしは芸術家でもなければ子供もいないけど、それでも非常によくわかる、ということは 多分ほんとうのことなのだろう。芸術のようなことではないにしても、30を越えたおんなのひとで、ネイルアートやフラワーアレンジメント以外の何かを 為し遂げて、何者かになりたいひとは、夫はいても子供をつくらないか、または 子供が産まれたら夫を捨てるかしなくてはいけないと 思う。

やめるかも。やめちゃうかも。まずは会社を辞めて、ママからお小遣いもらって、旅に出ちゃうかも。