日本野球 凄い眠さ

7:30起床で、朝のうちに用事を済ませる。連休中は、ひとが混雑している。WRは宅配便の再配達を待ちながら、自宅で学習。わたしたちの一家は、此の頃つとに勉強家だ。けれども、いつか偉くなれる気もお金ががっぽりと稼げる気も全然しない。この身体はいったい何処へ行くのだろう、わからない。

今日は 東京ドームで野球を観る。ドラゴンズVSジャイアンツで、試合開始は14:00とのこと。WRに「今日はジャイアンツのホームゲームだから、肩身の狭さはこの前の神宮(スワローズ戦)の比ではない。ドラゴンズファンであることがバレるとリンチされるかもしれないけど、心して行くように」との説明を受け、震え上がる。実際、スワローズ戦のときは神宮球場内にもドアラショップが立ち並んでいたけれど、東京ドームには黒とオレンジのジャイアングッズの店が延々と続くばかりで、もっとも目立たない死角の位置に一軒 ポツネンと傾きかけたドアラ屋台があるのみだった。黒とオレンジの威嚇的なカラーコーディネートの巨人ファンの渦の中、時々見かけるブルーのユニホームを着た中日ファンは肩をすぼめて歩いて行く。ドアラ耳をつけているのも、見渡す限りわたしだけ。巨人のマスコットを象ったオレンジの耳は、何だか鬼の角のように見える。それに比べて、この丸っこくてふわふわのドアラ耳は、なんと平和的なことだろうか。東京ドーム。巨人。大挙して押し寄せる巨人ファン。読売の巨大資本を感じた。球場に入ると、何やら怖ろし気な「巨人の歌」なるものまで流れている。「巨人がやってくる!悪魔を踏み潰せ!叩きのめせ!」みたいな歌。こわすぎるだろう。

WRにエビスビールとホームラン弁当を買ってもらって、席につく。本来、この指定席はドアラゾーンのはずなのに、此処にもジャイアン席に座りきれなかったジャイアンファンで溢れかえっている。ドアラ応援隊はわたしたちの座った横一列だけ。ホームラン弁当を食べているうちに、おなかがいっぱいになって、さらにはドーム内の気圧とジャイアンズからのプレッシャーによって極度の緊張状態にあったのか、眠くなってしまった。凄い睡魔。ブランコ応援してたのに振るわない。ドアラ耳のわたしはうつら、うつらと舟を漕ぐ。でも、我が家のドアラちゃんは、一生懸命に応援して、負け試合にもグッと堪えて、ひとまわりもふたまわりも成長を見せた。




↑試合開始前 球場に花を添える異形の者たち


ドアラちゃん イン トゥ ザ 東京ドーム!!!


↑ホームランべんとう だい!!!!!


↑日本野球は印象派だった


<番外編>

イチロー選手にも会えたよ!!!!!!!!