素敵すぎる猿

October 19,2009 Arctic monkeys@日本武道館

雪は 猿たちを 見に行った!

しごとが定時で終わりさえすれば 充分間に合う開演時間だったけれど、パーティー気分を盛り上げる為 あえて午後半休を取得して、入念な心の準備ののち、九段下に向かう。アレックスが格好良すぎた。弱冠23歳にして あのセクシーさは、もはや害悪としか言いようがない。武道館公演だけど、コンサート風情の演出はいっさいなく、ライブハウスとほぼ変わらない自然体の構成で良かった。WRはしごとの為 参加は叶わず、石井さんとふたりで行ったけど、わたしも石井さんもアレックスにもう夢中。アリーナとれなくてわたしたちはスタンドSW方向から見てたのだけど、何故か前座で登場のジョニー・マーらの演奏が終わり、猿たちがついにステージに姿を現したところで 石井さんが「やった!アレックスが目の前に!」と叫んでいたけど、それはたまたまVo.の立ち位置が左寄りだっただけで、目の前どころか50m以上は離れているんだけど、やはりわたしにもアレックスしか目に入らない。すごい遠いのにすごい近い、遠近法がまるで通用しない不思議な感覚。

ライブは 冒頭がジャパニーズ猿が大好きな2nd中心のパワービートで始まり、終盤にかけては3rdからの新曲が多く、アリーナの暴動もすっかり沈静化して演奏に聴き入る感じになっていた。でも、盛り上がるとか盛り上がらないとかはわたしたちにはどうでもよくて、アレックスのあまりの神々しさ(&マットのドラム)に、ドーパミンセロトニンとエンドルフィンが綯い交ぜになり、天上界へ誘われるかの如し心地良さを堪能していた。石井さんはライブ中もずっと、「ねぇ 今此処から飛び降りたらふつうに前で見れるよね」とか 日本国旗の前にある、天井からぶら下がった巨大な鳥かごを指差して「あのかごに飛び乗って、アレックスの元に舞い降りよう」とか そんなことばかり 一方的に延々と述べていた。わたしもアレックスと喋ってみたい けど、今言葉を交わせるとしても多分「ナイストゥーミーチュー」とかしか云えない。

イギリス猿たちは、ジャパニーズ猿が聴きたがるであろうセットで演るというよりは、最低限のサービスというかマナーを見せつつも、自分たちが演りたい演目を淡々と演る、という感じに思えた。あっさり出てきて、あっけなく消える。また日本に来てくれたらぜったいに行くよ!ロンドンでもニューヨークでも香港でもパリでも見たいよ!



01.Dance Little Liar
02.Brianstorm
03.This House Is A Circus
04.Still Take You Home
05.The View From The Afternoon
06.Cornerstone
07.Potion Approaching
08.Pretty Visitors
09.Crying Lightning
10.Sketchead
11.I Bet You Look Good On the Dancefloor
12.Dangerous Animals
13.Secret Door
14.My Propeller
15.Red Right Hand
16.Do Me A Favor
17.Fluorescent Adolescent
18.The Jeweller's Hands

E1.If You Were There,Beware
E2.505



Whatever People Say I Am, That's What I'm Not

Whatever People Say I Am, That's What I'm Not

Favourite Worst Nightmare

Favourite Worst Nightmare

Humbug

Humbug