雪んこワクチン

先週終わりの金曜日、全社メールで「当館勤務の従業員で初の新型インフル感染者発生!!!」という通達がきた。感染者の名前こそ公表されていないものの、“20代のAさん”とあり、発症した日の行動や社内での移動経路が事細かに記されていて、「Aさんが立ち寄ったと思われる場所のすべては、現在特別殺菌処理が施されています」等と身の毛もよだつようなことが書いてある。インフル発症を会社に報告したばっかりに、歩く破壊兵器扱いのAさん。わたしは公表しないでほんとうに良かった。同じ部署の人たちも、「あの階には絶対近寄らないようにしよう」「こわいね」「ヒソヒソ」と大袈裟に恐怖していたけど、なんて愚かなひとたちだろう、みんなもう完全に免疫ついてるよ。わたしの新型インフルは結局WRにも同僚にもうつらなかったので、言うなればわたしが身体を張って犠牲になって、皆に免疫をお届けしてあげたということだ。あたかもミツバチが花から花へと飛び回って、花粉をくっつけて回るみたいに・・家庭や、会社に、雪んこワクチンを振りまいてあげた!「nekkorogirlの日記」を読んでくれている皆さまにも、日頃のアクセスに感謝して インターネット電波を介して 雪んこワクチンを散布します。皆さま どうぞお大事になさってください。

どようびは、久々におおいに遊ぶ。午前中に用事と家事を済ませて代官山へ。“HEAVEN27”と“SILAS&Maria”の代官山店が、どちらも無くなっていてショック。仕方無いので、“HOLLYWOOD RANCH MARKET”で柔らかカットソーを購入。ここのカットソー、安いし色がきれいだし手触り着心地最高で わたしは大好き。しかし、この辺りの場所は 面白いように服屋が続々消滅していて、これからは代官山で買い物する必要なんて全然ないな、と感じた。大人しく原宿行っておけば良かった・・この日はお買い物運には見放されていたけど、ラッキーなことが1つ。買い物途中、ご家族とお買い物中の宮沢りえさんに遭遇した!可愛くてきれいで、だけどまるで女優じゃないみたいにふつうにお買い物をしてらした。透明なひと、という感じ。

夕方には友紀ちゃんも代官山にやって来た。友紀ちゃんは“WR”で黒いワンピースをご購入。しごと柄、アクセサリーがイメルダ状態の友紀ちゃん、アクセが映える黒ワンピは、デザイン違いで何枚あっても良いと思います。歩くトルソーになればいい!

駒沢通りの“gigle cafe”でお茶と夕食を済ませて、中目黒のインドエステへ。リンパドレナージュの施術を受ける。今回は、わたしの担当者がアタリだった。極楽浄土で深い眠りに落ちて、途中経過が全然思い出せない。

友紀ちゃんは先月出張続きで東京に殆どいなかったので、こうして会うのも一ヶ月振り。ここ最近、ワイドショーでは俗悪な事件が大豊作なので、凶悪事件についてディスカッションするのが大好きなわたしたちも、コメントがとても追いつかない。世の中は狂気に満ちている。

にちようび。WRは勉強の合間に映画に行った。わたしは昨日のお買い物リベンジにキャットストリート明治通りを行脚。欲しかった服は売り切れてて無かった。別の服を買っちゃったけど。明治通りも、小さいセレクトショップはガンガン潰れて、GUIRD PRIMEやらアウトドアブランドの旗艦店やら、ビル構えの巨大店舗だらけになってる。何でもあって便利だけど、屋根のないアウトレットモールに見えなくもない。夜は結婚記念日のディナーの日以来、久しぶりにWRと夕食。魚屋で ビール飲んで、魚を食べた。毎日楽しく好きに暮らしていて、WRは大変に気苦労も多くたいへんだけど、わたしはまったく呑気で幸せ。もう新型インフルを恐れる必要もないし、なんて幸せなんだろう。はやくWRのしごとの試験が無事終わるといい。

2009年の結婚記念日

11月3日 1度目の結婚記念日。文化の日なのにわたしはしごとがあり、出勤。WRも一日しごとの勉強をして過ごしたらしい。夜は食事に行く。WRが代官山のレストラン“PACHON”を予約してくれたので。

“PACHON”、予想に反して面白かった。フロアの奥で燃え盛る暖炉を背に、恰幅の良いオーナーシェフPACHON氏が全テーブルに睨みをきかせている。丁度品の花瓶や豹の剥製も、すべてが演出過剰で、あたかも映画「ボヴァリー夫人」の世界に迷いこんだかのような時代錯誤の桃源郷。普段と変わらず挙動不審なWRに対して「・・お客様、緊張なさってますか?!」とおどけて見せるなど、ギャルソンの対応も相当弾けていて、楽しい。お料理美味しい。この夜わたしは、前菜に牡蠣のグラタン、メインに鴨肉を選択。それ以外のアミューズもスープも、どれもこれも由緒正しく濃厚で、冬の味がする。そして事件が…!事件の内容は今は未だ書けないけど 食事の間中、我々を震撼させ続ける、事件が起きてた!!!

帰り道は満月だった。この1年間、色々あった。変化もあるし、変わらないこともあるけど、WRもわたしもそれぞれのしごとで今とても忙しいけど、毎日を面白く楽しく暮らせている幸福に感謝します。

38.3℃ マリアンナ メヒコ

“しごとの後は、中央線沿線にて、Fのパーティーナイト。会場は 蔦が絡まる古い古い木造家屋で、目には見えない埃が舞い飛んでいたのか、席に着いた途端、すぐに喉が痛くなった。それでもFのパーティーは今夜もたいへん素晴らしかった。”

一つ前の日記に書いた、この日この時 この古い木造家屋で、まさか流行絶頂のインフルに感染していたなんて、このときにはまだ思ってもみないことだった。

この夜から出始めた咳は翌日更に激しさを増し、更には頭痛、倦怠感、筋肉痛と風邪特有の症状がぞろぞろ出てきて身体を蝕み始めていたけど、10月最後の金曜日、よりによって第2四半期の決算発表当日であった為、「会社を休む」という選択肢はこれっぽちも念頭になく、マスクをつけて(給食当番のようで可愛い)、熱でふらふらしながら一生懸命しごとに励んだ。そして土曜の朝になっても38℃の熱が一向に下がる気配がないので病院に行く。鼻の中に20㎝の金串をすーっと入れるインフル検査が 痛い。a型のインフルエンザだった。即座に脳裏に浮かんだのは、新型インフルエンザのことがメディアで報道されはじめてから、全社的にインフルエンザ感染や予防に激しくナーバスになっていて、音フルエンザに関する様々な通達が飛び交い、あらゆる対策が講じられているから、(たとえ新型でなくても)「決算の日 インフルエンザだけど 会社 来てた(テヘ)」とか言ったら、白い防塵服を着た謎の部隊が具に登場して、その日わたしが触れた場所全てを消毒して回るか、下手したら焼討ちされてもおかしくないだろうなー、ということで、だからもう土日で会社を休む必要はないし、皆にはぜったいに黙っていよう、ということだった。タミフル 物凄い 効いた。でも、ベッドでゆっくり休息しつつ、月曜日会社に行ったら、わたし以外全員インフル感染でモヌケの殻だったり死人が出たりしてたらどうしよう、とか、悪い想像ばかりを巡らしたり、食欲が出ない代わりに 巨大ならーめんどんぶりの淵に腰掛けておべんとうを食べる夢などを見たりしながら、眠ったり 起きたり、また眠ったりしていた。

月曜日 わたしのインフルは誰にも感染してなかった。バカみたいな顔してみんないた。


きのうは 新しいおともだちができた。マリアンナだよ マリアンナはメキシコシティから来たの。睫毛が孔雀みたいに長くて可愛い。金髪と緑色の目が ほんとうに可愛い。わたしも外人の女の子になりたかったよ。マリアンナはアルバイトがしたいって 云う。マリアンナは日本人の女の子になりたいと 云う。マリアンナはテレビを観ながら 日本人の女の子の喋り方の真似をする。右足と左足がバラバラ マリアンナって すごく可愛い。

マドンナ

3ヶ月に1度の割合で、派手な家族喧嘩が勃発する。しかもそれはいつも決まって 出勤前の朝の時間。起きてから出勤する迄の1時間半、その間リビングで一緒に過ごすのはたかだか10分くらいのものなのだけど、その10分で口論の火種がつくのだから、早起きは三文の得なんて大嘘で、早朝はきっと魔の時間だ。まるで夜みたいな暗い顔で会社に出掛ける。

昼下がり、会社のデスクからWRに 「ごめんね!」とメールしてみた。数時間経っても返信がないので、「ゆきんこ かわいい」「ゆきんこ美人」「ゆきんこが ごめんっていったけど!」 「ゆきんこファッションモデル」等々、WRがわたしのことを思い出すように、自分で自分の噂話を書いて10分おきに送信。そうこうしているうちに、「別にいいけど!」と返信がきた。

しごとの後は、中央線沿線にて、Fのパーティーナイト。会場は 蔦が絡まる古い古い木造家屋で、目には見えない埃が舞い飛んでいたのか、席に着いた途端、すぐに喉が痛くなった。それでもFのパーティーは今夜もたいへん素晴らしかった。人でも物でもかたちのない何かについても、魅力のようなものって、往々にして その不完全さや不完璧さ、欠落、不均衡といった何がしかの隙から放たれるものだけど、FのパーティーやFの魅力に関しては唯一違って この小さな小さな世界には、現実では絶対に成立不可能なパーフェクトがある。今夜Fが弾いていたギターは、旧い音叉マークが貼りついていた。ジャニーズよりもディズニーよりも、1億倍は素敵な世界を見せてくれるよ。ドリンクはどれも味が薄くて、トイレは古くて、皆息を潜めて静まり返って、咳をするのも恐ろしいような場所だけれども。パーティーの後は、最終電車の時刻まで 先月おともだちになったhさん、kさんと酸っぱいカクテルを呑みにいく。夜更かししても平気な夜も、時々はある。

甘い現実

にちようび、「トレインスポッティング」と「スラムドッグ$ミリオネア」を観てきた!

早稲田松竹も 久しぶりに立見が出てた。TSは90年代半ば頃、あまりにも流行しすぎてパルコなどにお買い物に出掛けると 前傾姿勢のユアンマクレガーに四方八方からガンを飛ばされまくりだったので、わたしだけは観るもんか、と思って観たことがなかった。ダニー・ボイル監督の映画は 主人公が糞尿に塗れるシーンがかならず一度は登場することがわかった。どちらとも、愉快痛快な娯楽映画でした。特にTSは、クスリに溺れる以外のことを何ひとつやってないところが酷く90年代的だよね、とWRと感想を述べ合った。日本じゃドラッグ塗れになりようもないから、その代わりフィッシュマンズナチュラルハイの空疎感へと繋がってゆく。インド人美人ね。インド人美人。インドジンビジン。




最近 職場のミスソフィアちゃんが暴れてて面白い。会議室ランチメンバーの中で、現在独身の女はミスソフィアちゃん(20代半ば)と Zさん(万人が認めるキチガイ/33歳)とUB(うざいババア/推定年齢43)の3名だけで、ソフィアちゃんは周囲との摩擦を避ける為に恋愛や結婚の話題を振られると、「意外にもまったくモテない」とか「結婚相手を探さなきゃ」とか常々自虐的に応じていて(奴らがそれを間に受けることは目に見えた話なので、わたしはそれもどうかと思うのだが)、そんな日々を重ねるうちに、予想通り段々にZさんとUBが、恋愛や結婚の話題になると、若くて可愛くて身奇麗なソフィアちゃんをまんまと含めて「わたしたちってさ〜」的な発言を端々で繰り返すようになり、最初のうちは笑って流していたソフィアちゃんも、この頃は奴らのあまりに度が過ぎる一括りっぷりに、そろそろ我慢の限界らしい。話を聞いていると、奴らは完全にソフィアちゃんのことを「すぐにでも結婚したい気持ちでいっぱいだけど、不幸にも出会いがないひと」と思い込んでいる、わたしは完全に他人事なので、こういう状況の推移を観察していると面白すぎる。ソフィアちゃんが呟く 二人への呪詛の言葉を聞いていると、いつも顔が笑いそうになる。

好きなひと同士が一緒にいるという意味での、真の友人関係ではこういうことってぜったいにありえないのに、職場となると誰とでも均質に付き合わなければいけないので、上にいる者も下にいる者も、共通の話題を為し遂げる為に、自分の立ち位置を平均値に近づけるべく、微調整を している。賢い者は馬鹿に合わせてツマミを調節し、己を馬鹿と知っている馬鹿も なるべく上の方へとツマミを捻る。背伸びしている方は、多分「このひともわたしと同じ」と思えることが心地良い。しかし、(傲慢なことに)下々の民の下へ降りていって会話している側にしてみると、こんなふうに ほんとうに「同じ」だと信じ込まれるなんて、たまったものではないのだろう。ほんとうの意味で「摩擦を避けたい」のならば、勿論その先にこんなストレスが待ち受けていることも覚悟の上でなくてはいけないけれども。それにしても、ソフィアちゃんが25年の人生で仮に100人の男から憧れられてきたと想定すると、ZさんとUBは各々33年と43年の人生において、残念ながら0人…、いや 幾ら何でも0人なんてひとはいないから、思い切って大目に見積もって0.4人……か……?などと悩まざるをえないくらい、あらゆる意味で驚異的な存在だから、凄い。この際、男にモテるモテないなんて小さな世界の話では済まない、まるで恋愛沙汰の無いボヴァリー夫人のような性格のあの二人、男とか女とかじゃなくて、人間に モテない。しかしそもそも 結婚できるかどうかが魅力の尺度でもないのは自明のことで、とにかく何が言いたいかって言うと、女会社員のランチタイムのお喋りなんて、脳が腐敗するほど無害でくだらなくって、そんな日常の繰り返しだっていうことです。

空想と眩暈

先週は2日間、ライブを観てきた。大切なともだちのライブ。2日間とも、会場の数千席の座席がソールドアウト。彼の音楽は昔も今も素晴らしくて、とてもとても人気がある。あの頃は、わたしひとりだけだったのに。23時 階段の下で、冷たい煉瓦にお尻をつけて待っていたのに。

何らかの芸術に勇気を貰う、って 色んなひとの口からよく聞くけどわたしにはよくわからない。けれども、このひとからは いつも言葉にできない大きなものを貰っている。貰い続けている。これからも貰ってゆくのだろう。このひとは、わたし自身から凄く遠くて 凄く近い。最後の最後、アンコールのそのまた最後のアンコールは見ないで帰る。ホールから駅までの帰り道、たくさんのお客さんの声を耳に入れるのが嫌だ。今日のライブが良かったとか悪かったとか、あの曲がどうだとか、噂話とか想像上のお話とか、そう、ちょうどarcticmonkeysの帰り道にわたしたちがしていたような感想や批評のすべてを、このひとのことに限っては、わたしはぜったい 耳に入れたくないんだよ。ぜんぶ他人の作り話だから嫌なんだよ。音楽はとても素晴らしくて、色んなことを考えて、やっぱり訳がわからなくなる。しなくちゃ、って もう10年も遅れてわたしだって思うけど、広がり過ぎた自由と義務に、やはりどうしていいかわからなくなる。

ほんとうの悲しみは、決して消えることはないと考えた。悲しみが齎す痛さや苦しさや孤独が、肉体や記憶から去り、忘れることができたとしても、かたちのない悲しみの影のようなものは、別の生き物に変容して、ずっと自分自身に寄り添いつづける。気がつけば 病気は治って、大人になった。わたしはずっとずっと 何十年もこどものままで生きてきたので、大人の振る舞いや約束事を何もわかっていないと知った。


――――ライブ来てくれて有難うございました。またいいものが更に見せられるように頑張ります。

素敵すぎる猿

October 19,2009 Arctic monkeys@日本武道館

雪は 猿たちを 見に行った!

しごとが定時で終わりさえすれば 充分間に合う開演時間だったけれど、パーティー気分を盛り上げる為 あえて午後半休を取得して、入念な心の準備ののち、九段下に向かう。アレックスが格好良すぎた。弱冠23歳にして あのセクシーさは、もはや害悪としか言いようがない。武道館公演だけど、コンサート風情の演出はいっさいなく、ライブハウスとほぼ変わらない自然体の構成で良かった。WRはしごとの為 参加は叶わず、石井さんとふたりで行ったけど、わたしも石井さんもアレックスにもう夢中。アリーナとれなくてわたしたちはスタンドSW方向から見てたのだけど、何故か前座で登場のジョニー・マーらの演奏が終わり、猿たちがついにステージに姿を現したところで 石井さんが「やった!アレックスが目の前に!」と叫んでいたけど、それはたまたまVo.の立ち位置が左寄りだっただけで、目の前どころか50m以上は離れているんだけど、やはりわたしにもアレックスしか目に入らない。すごい遠いのにすごい近い、遠近法がまるで通用しない不思議な感覚。

ライブは 冒頭がジャパニーズ猿が大好きな2nd中心のパワービートで始まり、終盤にかけては3rdからの新曲が多く、アリーナの暴動もすっかり沈静化して演奏に聴き入る感じになっていた。でも、盛り上がるとか盛り上がらないとかはわたしたちにはどうでもよくて、アレックスのあまりの神々しさ(&マットのドラム)に、ドーパミンセロトニンとエンドルフィンが綯い交ぜになり、天上界へ誘われるかの如し心地良さを堪能していた。石井さんはライブ中もずっと、「ねぇ 今此処から飛び降りたらふつうに前で見れるよね」とか 日本国旗の前にある、天井からぶら下がった巨大な鳥かごを指差して「あのかごに飛び乗って、アレックスの元に舞い降りよう」とか そんなことばかり 一方的に延々と述べていた。わたしもアレックスと喋ってみたい けど、今言葉を交わせるとしても多分「ナイストゥーミーチュー」とかしか云えない。

イギリス猿たちは、ジャパニーズ猿が聴きたがるであろうセットで演るというよりは、最低限のサービスというかマナーを見せつつも、自分たちが演りたい演目を淡々と演る、という感じに思えた。あっさり出てきて、あっけなく消える。また日本に来てくれたらぜったいに行くよ!ロンドンでもニューヨークでも香港でもパリでも見たいよ!



01.Dance Little Liar
02.Brianstorm
03.This House Is A Circus
04.Still Take You Home
05.The View From The Afternoon
06.Cornerstone
07.Potion Approaching
08.Pretty Visitors
09.Crying Lightning
10.Sketchead
11.I Bet You Look Good On the Dancefloor
12.Dangerous Animals
13.Secret Door
14.My Propeller
15.Red Right Hand
16.Do Me A Favor
17.Fluorescent Adolescent
18.The Jeweller's Hands

E1.If You Were There,Beware
E2.505



Whatever People Say I Am, That's What I'm Not

Whatever People Say I Am, That's What I'm Not

Favourite Worst Nightmare

Favourite Worst Nightmare

Humbug

Humbug